『スパイファミリー』に登場するアーニャ、可愛いですよね。「生き物の心が読める」という超能力を隠しているアーニャですが、一部の意見では”かわいそう”だと言われているのをご存じでしょうか。
今回はスパイファミリーのアーニャがかわいそうだと言われる理由について考えてみました。
【スパイファミリー】アーニャがかわいそう ①生い立ち
アーニャは天真爛漫。いつも元気いっぱいな姿で視聴者を癒してくれていますが、その生い立ちが実はかわいそうなんですよね。
アーニャは孤児院でロイドと出会っていますが、孤児院に引き取られる前は東国のとある研究施設にいた、という設定になっています。この研究施設は原作漫画でも正体が明かされていませんが、アーニャは施設で「被検体007」と番号で呼ばれるような実験体だったんです。
研究施設では遊ぶことも許されず、「勉強」という名の研究が毎日続いていたようです。
恐らく誰か大人の手を借りて、研究所から逃げ出すことに成功したアーニャ。孤児院で生活するようになってからも、4回里子に出され、孤児院も移っています。
4回里子に出されて孤児院に戻ったということは、少なくとも4回は里親から絶縁されているということになります。恐らく当時のアーニャは3歳程度でしょうから、その年齢で大人から見放されるというのはとてもかわいそうだと感じます。
【スパイファミリー】アーニャがかわいそう ②超能力
施設で研究対象だったアーニャは、「生き物の心が読める」という超能力を持っています。物語の中ではアーニャがテストでカンニングをしたりと上手く超能力を使っているようにも見えますが、聞きたくない時でも心の声が聞こえてしまうというのは、正直諸刃の剣です。
アーニャって可哀想ですよね。人の心なんて全部クソリプですよ。
— 9番街レトロ 京極風斗 (@9th_kyogoku) June 20, 2022
例えば生い立ちのところで触れたように、アーニャは4回大人の里親から絶縁されています。恐らく孤児院に戻ってくるときは里親に都合の良い理由を聞かされると思うのですが、アーニャにはその本音が聞こえてしまいます。孤児院でも主人に「不気味でいけすかんガキ」と思われていたことも、もちろん知っていたでしょう。
【スパイファミリー】アーニャがかわいそう ③受験のシーン
アーニャ ママ・・・涙・・・ pic.twitter.com/ThI2iIFHk1
— 半蔵門インテリジェンス総研 (@EA_souken) May 2, 2022
アニメの中で多くの視聴者が「かわいそう…」と感じたのはやはり、アーニャが試験の時に涙を流したシーンでしょう。面接で失礼な質問ばかりを繰り返すマードック・スワンから「じゃあ今のママと前のママどっちが高得点だ?」と尋ねられた時のことです。
憎きマードック・スワンはこちら。
#スパイファミリー
は?は?なんなんこいつ💢
いま4話見てきたけどこいつ最悪やん
アーニャ可哀想😭普通に泣いちゃった pic.twitter.com/hyv858MEI2— キド🍎 (@KiDo_0116) May 29, 2022
【スパイファミリー】アーニャはかわいそう? まとめ
終始コミカルな展開で笑わせてくれるスパイファミリーですが、アーニャの笑顔の裏にはその生い立ちと超能力者ならではの苦しみがありそうです。
特にアーニャを研究していた施設、また本当の母親については物語の重要な伏線になっている可能性もあるので、今後かわいそうとは思いつつ、その辺りのストーリーが語られることがあるかもしれません。
いつまでもフォージャー家のドタバタコメディを観ていたい気持ちもありますが、アーニャや他のキャラクターの真の正体についても楽しみにしていきたいと思います。
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