AndroidタブレットでできることーiPadとの比較から魅力を探る

今日は、Androidタブレットの魅力について、iPadと比較しながら深掘りしていきます。タブレット市場では、長らくiPadが主流を占めてきましたが、最近のAndroidタブレットはかなりの進化を遂げています。具体的にどんな魅力があるのか、見ていきましょう。

そもそもタブレットに何を求めるか

「iPadよりできる事が少ない」と誤解されやすいandroidタブレット。iPadなら無条件に何でもできると思っている方も多いのではないでしょうか。ここでまず、一般的にタブレットを使用する目的、用途について考えてみたいと思います。

一般的なタブレットの用途は次のようなものかと思います。下に行くほど、端末側に高いスペックを必要とする傾向にあります。

①～③は主にスマホの代わり、④～⑥はPCやテレビ画面の代わりにタブレットを使用したい、と考える事ができます。

AndroidタブレットでできることをiPadと比較

先に結論から言ってしまえば、androidタブレットとiPad、端末側でできる事というのはほとんど同じです。ただしそれは、”同価格帯の両者を比較した場合”という点に注意が必要です。

androidタブレットはiPadと違い、様々なメーカーから幅広い価格帯でラインナップされています。iPadと比べる以前に、androidタブレットの中でも1万円の製品と10万円の製品ではできる事に差が発生します。性能と価格はある程度比例するため、androidタブレットでも、重たいゲームをプレイしようとするとiPadと同じような価格帯の製品を選ぶ必要があります。

androidタブレットの強みは、その幅広いラインナップの中から自分の用途に合った、コスパに優れた端末を自分で選べるというところ。「カメラは使わないけれど、動画を視聴するから画面は綺麗な方が良い」「ゲームをしたいから高性能なモデルが欲しいけど、画面はそれほど大きくなくて良い」など、様々なニーズに対応できるだけの製品が用意されています。用途が明確に把握できている方ほど、androidタブレットを選択肢として挙げる傾向にあると思います。

とはいえ、タブレット端末は端末自身の性能だけでできる事が全て説明できるわけではありません。「使用するためのアプリが用意されているかどうか」も重要なポイントです。

実際、iPadがandroidタブレットより優れていると判断される原因はアプリの豊富さによるところが大きいと思います。

2024年現在は特にクリエイティブ系のアプリ、動画編集や音楽制作といったアプリでiPadの方がアプリが充実していることもあり、端末のスペック以前に使いたいアプリがandroidに無い為にiPadを選択する方も少なくないようです。

Androidタブレットだけができること

androidタブレットといっても豊富な種類があるため一概には言えないものの、多くのandroidタブレットに共通する仕様でiPadには無いものを幾つかご紹介します。

拡張可能なストレージ

多くのAndroidタブレットにはmicroSDカードスロットが搭載されており、内蔵ストレージを簡単に拡張できます。

iPadの多くはストレージ容量が64GBか256GBしか選べず、価格も大きく異なりますが、androidタブレットであればmicroSDで2TBにも拡張できてしまいます。容量の大きなファイルを持ち歩きたい方にとっては、androidタブレットは魅力的なものになるでしょう。

イヤホンジャック搭載モデルも多い

現行のiPadにはイヤホンジャックが無いため、必然的にBluetoothを使用した無線接続が必要になってきます。無線接続は便利ではありますが、少し遅延が発生したり、音質が低下したりする場合があります。

Androidタブレットの場合、側面に3.5mmイヤホンジャックを備えている場合も珍しくありません。特に音が関係するゲームを頻繁にプレイする方や、動画や映画をイヤホンで視聴する方にとっては、androidタブレットが候補になるのではないでしょうか。

android OSによる利便性も

android OSはオープンソースであるため、各社が利便性を追求した結果様々なカスタムが施されています。その為ホーム画面のレイアウトやアプリの配置、ウィジェットの使用など、ユーザーの好みで比較的自由に変更を加える事が可能です。

Androidタブレットでできること　まとめ

今回はAndroidタブレットでできる事を、iPadとの比較を基に考えてみました。

やや玄人（くろうと）向けな印象もあるandroidタブレットですが、もしスマホがandroidなら、タブレットだけiPadにするよりはAndroidタブレットで自分に合う端末を探した方が結果的に使いやすいと思えるかもしれません。（私も一時期タブレットだけiPadでしたが、結局Androidタブレットに買い替えました）

少し面倒かもしれませんが、一度自分の用途と必要な機能、要らない機能を整理してみると良いかもしれません。個人的には、コスパに優れたandroidタブレットを選択する方がもっと増えれば、アプリ環境ももっと充実するのではと思います。