【スパイファミリー】アーニャが「ママ…」と泣いた理由は?

SPY × FAMILY

『スパイファミリー』第4話でアーニャが「ママ…」と呟いて泣いた理由は一体何だったのでしょうか。

第4話といえばイーデン校に入学するための面接が行われた話です。面接官の1人であるマードック・スワンが失礼な質問を繰り返し、最終的にアーニャは泣き出してしまうのでした。

今回はアーニャがなぜ涙を見せたのか、その背景に一体何があったのかを考察していきます。

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【スパイファミリー】アーニャが「ママ…」と泣いたシーンは?

イーデン校に入学するため、面接を受けるフォージャー一家。しかし面接官の中に一人、失礼な質問を繰り返すマードック・スワンという人物がいました。

「奥さんキレイなのに何でわざわざこんなコブつきなんか選ぶんだい?」

「うっそ飯作らない嫁とか存在するの⁉」

「娘厳しくする前に自分に厳しくした方がいいよ」

こんな言葉ばかり浴びせられたら、こんな人が居るイーデン校って本当に名門校?と疑いたくなっちゃいますよね。このマードック・スワン、最近妻から離婚を言い渡されたばかりだったため、仲睦まじいフォージャー一家を妬んでいたようです。

別の面接官が「お父さんお母さんに点数をつけるとしたら何点かな?」と質問をしたとき、アーニャは「100てんまんてんです」と答えます。この回答にも食ってかかったマードック・スワンは、ここでも失礼な質問を繰り出します。

「じゃあ今のママと前のママどっちが高得点だ?」

この質問を受け、大粒の涙を流してしまうアーニャなのでした。

 

一見すると、幼い子供がこんな質問をされたら混乱して涙を流してもおかしくないように思えますが、「ママ…」と呟くアーニャの姿はどこか意味深ですよね。

果たしてアーニャが理由は一体何だったのでしょうか。

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【スパイファミリー】アーニャが「ママ…」と泣いた理由は?

まずアーニャが「ママ…」と呟いて泣いた背景には、「アーニャには前のママに関する記憶が残っている」という前提が存在します。そのうえで、泣いた理由としては次の2つが考えられます。

理由① 前のママを思い出してしまった

この場合の”前のママ”とは、施設を出た後に里子に出された時の母親を指します。アーニャはロイドに引き取られる前、たった1年で4回も里子に出されています。

アーニャは超能力によって人の心が読めることで、周囲から「薄気味悪い魔女」「不気味でいけすかんガキ」などと揶揄されて育ってきました。

4回里子に出されたということは、少なくとも4回は里親から見放されたということになります。アーニャにとって、過去4回の家族生活は暗く悲しい過去であったことが想像できるのではないでしょうか。

フォージャー家の一員として明るく振る舞うアーニャですが、悲しい過去を思い出して泣いてしまったのかもしれません。

理由② 前のママが生きていないと悟ってしまった

この場合の”前のママ”とは、施設にいた頃の母親、または母代わりの存在となっていた人物を指します。

マードック・スワンに「じゃあ今のママと前のママどっちが高得点だ?」という質問を投げかけられたとき、ロイドこと〈黄昏〉は心の中で次のように呟いています。

(孤児院にいた経緯はわからんがこいつの実の親は恐らくもう…)

アーニャは他人の心が読める超能力者です。周囲の人間の心が自分に勝手に流れ込んできてしまうアーニャは、きっとロイドのこの呟きも感じ取ったことでしょう。

実際アーニャが涙を流したのはロイドのこの呟きの直後ですし、可能性としては先程の暗く悲しい過去から来た涙という説より高いかもしれません。

 

ちなみにアーニャはフォージャー家でヨルのことを”はは”と呼んでいます。単なるキャラクター設定の可能性もありますが、もしかするとアーニャにとって”ママ”とは、誰か特定の一人を指す言葉なのかもしれませんね。

【スパイファミリー】アーニャが「ママ…」と泣いた理由 まとめ

アーニャがヨルのことを”はは”と呼び”ママ”と区別していること、そしてロイドが心の中でアーニャの実の母親が生存していないと呟いた直後に泣いたことから、アーニャが「ママ…」と泣いた理由は「”ママ”と慕った人物が生きていないと悟ってしまった」である可能性が高いと思います。

ただアーニャの過去についてはまだ謎が多く、今後物語の中でスポットが当たる可能性は十分にあります。

もしかすると読者が予想できないような、深い理由が大粒の涙の裏に隠されているのかもしれません。

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