『呪術廻戦』に登場する「天与呪縛」という先天的な縛りがありますが、実は元ネタと言われるものが存在するようです。
ただし今回、先に連載されていた作品だからという理由で「元ネタ」という表現をしていますが、私自身「天与呪縛」という設定が何かのパクリだとは思っていません。
あくまで”似たような設定”というだけなのですが、元ネタとは一体どんなものなのか、紹介したいと思います。
【呪術廻戦】天与呪縛のカギとなる設定
天与呪縛とは呪術廻戦に度々登場する「縛り」のひとつで、生まれながらにして適用されているものを指します。
天与呪縛を含め、呪術廻戦における「縛り」とは強大な力を得るために何かを犠牲にするというもので、代償として差し出す犠牲が大きければ大きいほど付与される力も強大になります。
例えば対戦相手に自身の技を解説するのも縛りのひとつ。手の内を相手に開示することで、自分の能力を強力にすることができたりします。
呪術の自分の技を解説してくれるのを「縛り」って設定に落とし込んだの天才だと思う
— ヴァールのようなもの (@va_ru1452) April 27, 2023
【呪術廻戦】天与呪縛に元ネタはある?
この「何かの犠牲によって強大な能力を獲得する」という設定は、実は他の漫画やアニメでも度々登場します。
特に「天与呪縛」や「縛り」の元ネタとして囁かれているのは、HUNTER × HUNTERの「制約と誓約」です。
『背負った代償の分だけ強力な能力を使える』みたいな設定大好きなんですよね
呪術廻戦の『縛り』とかHUNTER × HUNTERの『制約と誓約』とか— グーグー Aパート (@Aoi_Krnchan) April 29, 2023
HUNTER × HUNTERにおける「制約と誓約」の設定は次の通りです。
制約:能力者自らが己自身にかけることができるルール
誓約:守れなければ能力が発動できない
制約の難易度が高ければ高いほど得られる効果が大きくなる、というところは呪術廻戦の縛りと似ている部分があります。
例えばHUNTER × HUNTERのクラピカというキャラクターの場合、特定の念能力を強力にするために、自身が復讐を果たしたい幻影旅団以外にその能力を使用すると自らの命を落とす、という制約と誓約を設けています。
基本的に「縛り」と「制約と誓約」は似ているところがありますが、「天与呪縛」は少し毛色が違っています。天与呪縛は先天的な縛りのため、制約と誓約のように自分で差し出すものを選ぶことができません。
【呪術廻戦】天与呪縛の元ネタ まとめ
『呪術廻戦』に登場する「天与呪縛」や「縛り」という設定は、HUNTER × HUNTERの「制約と誓約」に似ているところがある事が分かったかと思います。
冒頭でもご説明した通り、私自身は似ているからといって元ネタのパクリだと言うつもりは全くありません。着想は参考にしている所も少しはあるのかもしれませんが、どちらの作品も完全なオリジナルであるという事実は揺らがないと思っています。オリジナルであるからこそ、これだけの人気作品になっているのではないでしょうか。
原作漫画だけでなくTVアニメでも大ヒットとなっている呪術廻戦。今後のストーリー展開からも目が離せませんね。
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