『呪術廻戦』に登場する「天与呪縛」という縛りですが、与えられたキャラクターはいずれの場合も常人離れした能力を覚醒させていますよね。これ、一般人には与えられていないという設定なんですが、なぜなんでしょうか。
生まれながらにして強大な力を得る代わりに何かを犠牲にするという天与呪縛。今回は一般人に天与呪縛が適用されない理由を考えてみたいと思います。
【呪術廻戦】天与呪縛が一般人に適用されないのはなぜ?
TVアニメ『#呪術廻戦』第16話「京都姉妹校交流会ー団体戦②ー」7/17(日)17時よりMBS/TBS系全国28局ネットにて放送!!
自らに科された天与呪縛について語るメカ丸
「望んで手に入れた力じゃない」#京都姉妹校交流会編 #究極メカ丸 pic.twitter.com/GEpjmZIA8l— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) July 14, 2022
メカ丸も「望んで手に入れた力じゃない」と語っているように、天与呪縛は本人の意思とは関係なく適用されます。そうなると非術師である一般人にも天与呪縛が与えられても良さそうなのですが、物語の中で天与呪縛が適用されているキャラクターは限られています。
一般人には適用されないのか、という疑問を解消するためにはまず「天与呪縛」というものが何なのかをよく知らなければなりません。
先述した通り天与呪縛とは”縛り”の一種で、肉体的あるいは能力的に何かを犠牲にした代償として、常人離れした能力を獲得するというものです。メカ丸の操縦者である与幸吉の場合は分かりやすく、生まれつき右腕とひざから下の肉体が無く、腰から下の感覚も無かった代わりに日本全土に及ぶ術式範囲と実力以上の呪力放出という能力が適用されました。
この「何かを犠牲にした」というところがポイントで、犠牲にするということは「本来なら持っていた」という前提が存在します。つまり与幸吉の場合天与呪縛が適用されなければ、肉体的に一般人と同じ身体だったという事になります。
「フィジカルギフテッド」という超人的な身体能力が適用されている伏黒甚爾(禪院甚爾)と禪院真希は、呪術界御三家のひとつである禪院家に生まれた人物であり、本来であれば呪術師として他の術師よりも能力的に優れていたという前提があり、その前提を失った代償として身体能力が上がっています。
つまり一般人の場合、「本来なら持っていたもの」自体が存在しないため、呪術の世界における天与呪縛が適用されないという事になります。
【呪術廻戦】天与呪縛が一般人に適用されるストーリー展開はある?
今後のストーリー展開において、天与呪縛が一般人に適用される可能性は限りなく低いでしょう。
ただし宿儺の指を取り込む前から常人離れした身体能力を有していた虎杖悠仁をはじめ、すでに登場しているキャラクターに天与呪縛が適用されている可能性は十分にあり得ます。
宿儺って生まれつきの奇形の双生児で2人分の天与呪縛持ちかつ、術式の技術も極まってあそこまで強くなった感じか?
— コマツ (@matsuyama400) April 28, 2023
#呪術廻戦考察
天元は後天的にあのような四ツ目になったのだから、宿儺は先天的にあのような姿、即ち奇形児の可能性がさらに強まった
僕は昔から二人分の肉体による天与呪縛じゃないかと考えていた、ある意味真希真衣の逆の天与呪縛みたいな感じ
このことから生得術式が二つだった可能性がある— グラウータス (@Shianna314) April 25, 2023
きっと今後のストーリー展開において、天与呪縛という縛りはキーポイントになるんじゃないかと思います。
【呪術廻戦】天与呪縛が一般人に適用されないのはなぜ? まとめ
犠牲にした何かと引き換えに、超人的な能力を生まれながらにして持っているという「天与呪縛」は、元々犠牲にするだけのものを持っていない一般人に対して適用されることはありません。きっと今後の展開においても、一般人に天与呪縛が…というストーリーは生まれないでしょう。
本人の意思とは関係なく先天的に付与されるこの天与呪縛。果たして誰に差し出すことで適用されるのか、天与呪縛が適用される人物に何らかの繋がりはあるのか。ネットをはじめ様々な考察が飛び交っていますが、ひょっとすると今後の物語で明らかになるのかもしれません。
これからストーリー展開がどうなるのか、楽しみにしたいと思います。
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