ユニクロのサングラスは運転に不向き?

暮らし

車の運転をするとき、サングラスをかけるという方も多いかもしれませんが、ユニクロで販売されているサングラスに運転向きのモデルはあるのでしょうか。

そもそも車の運転に向いているサングラスはどんなものなのか、知らない方もいるかもしれません。

今回はユニクロのサングラスは運転に向いているのか、その特徴から調べてみたいと思います。

スポンサーリンク

【ユニクロ】サングラスを運転で使用するのはどんなとき?

車を運転していると、日差しが眩しいと感じることがありますよね。また雪国で生活されている方は、路面や路肩に残った雪に日光が反射して思わず目を細めてしまう事もあるかもしれません。

運転中にサングラスをかけることが、道路交通法違反に繋がることを心配する方もいるかもしれませんが、サングラス自体が法律上違反になる事はないようです。ただしサングラスは、日本工業規格(JIS)の中で次のような基準が設けられています。

運転または路上での使用禁止:視感透過率8%以下のレンズ
薄暮れまたは夜間における運転、または路上での使用禁止:視感透過率75%未満のレンズ
(視感透過率100%は裸眼、0%は真っ暗)

サングラスの使用自体は法律違反に直結しないものの、場合によっては「安全運転義務違反」に問われる可能性があることは理解しておきましょう。

日中の日光が眩しすぎる場合は視感透過率10%以上、夜間に対向車のヘッドライトが眩しすぎる場合は視感透過率75%以上のサングラスが良いとされています。ちなみに視感透過率75%以上であっても、対向車のヘッドライトのような強い光は十分に減光させることが可能です。

スポンサーリンク

ユニクロのサングラスは運転に不向き?

運転中にサングラスをかける目的はあくまで減光であるので、選ぶものは必然的に色付きのサングラスになるかと思います。ところがユニクロのサングラスは2022年11月現在、色付きのものは「スポーツハーフリムサングラス」しかありません。ウェリントン型やボストン型のサングラスにはクリアレンズが装着されています。どうしてもユニクロのサングラスを運転で使用したい場合には、このスポーツタイプしか選択肢がないことになります。

公式HPを確認しても、「スポーツハーフリムサングラス」の視感透過率については記載がありません。ただし向こう側が全く見えないほど濃い色のレンズではないので、日中の使用用途であればJISの基準から外れることはないと思われます。

運転用のサングラスとしては、「偏光レンズ」を使用しているものが一般に多く販売されています。偏光レンズは特殊なフィルムにより、路面や水面などに反射したギラギラとした光をカットしてくれるもので、釣りなどの用途でよく使われるレンズです。運転中にサングラスをかけたい場合には、無理にユニクロで購入するより他ブランドから販売されているものを選択した方が良いかもしれません。

ユニクロのサングラスは運転用より装飾用

ユニクロはファッションブランドですから、サングラスは運転などの実用というよりファッション小物としての装飾用としての意味合いが強いと言えます。

ただし目の保護として全く無意味かというとそうではなく、紫外線やブルーライトをカットする機能は全てのモデルに標準搭載されています。

オシャレ要素としてサングラス(伊達メガネ)をかけたい、PCやスマートフォンなどの使用で目を酷使するのが気になるという方には、1,500円という低価格で購入できるユニクロのサングラスは特にオススメと言えそうです。

 

数年前は色付きのサングラスが数多く販売されていた印象のあるユニクロですが、現在は厳選された数種類のサングラスのみラインナップに残っているといった状態です。現時点では残念ながら運転用に最適なモデルはありませんが、今後の需要によっては登場する可能性もあるかと思います。低価格で実用的なアイテムが、今後も増えることを期待します。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました