【スパイファミリー】ユーリが所属するSSS(国家保安局)にはモデルが存在する?

SPY × FAMILY

「スパイファミリー」に登場する主要キャラクターの多くは“裏の顔”を隠しながら穏やかな生活をしているわけですが、ヨルの弟ユーリ・ブライアも“SSS(国家保安局)に所属”という裏の顔を持っています。

SSS(国家保安局)とはいわゆる秘密警察なんですが、秘密というだけあってその全貌はあまり作品の中で扱われていません。物語の設定上、SSSにはモデルがあるのでしょうか。

今回はスパイファミリーの中でユーリが所属する、SSS(国家保安局)について深掘りしていきます。

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【スパイファミリー】ユーリ所属のSSS(国家保安局)とは?

ユーリは表向きは外交官として働いている事になっていますが、実際のところ現在は外交官から引き抜かれてSSSに所属しています。

SSS(国家保安局)は何をする機関?

スパイファミリーの中でSSS(国家保安局)は東国にある秘密警察として描かれており、国内の治安維持を目的とした組織でスパイ狩りや市民の監視などが主な仕事です。

ちなみにSSSとは「STATE SECURITY SERVICE」の略となっています。

目的は国内の治安維持であるものの、その実態は非常に過激で、取り調べという名の拷問(暴行や脅迫なんでもアリ)が行われたり、同意なしの監視や盗聴も日常的に行われているようです。

東西が分断された国が舞台となっているスパイファミリー。ロイドこと黄昏をはじめ、お互いの国に“スパイ”を送り込む活動が盛んに行われており、西国側のスパイにとってSSSはまさに天敵。作品の中でも多くのスパイや情報提供者(スティンカー)がSSSに捕まったと語られています。

そんなSSSにとって、西国の伝説的スパイ“黄昏”はどうしても捕まえたい存在のようです。ユーリは黄昏について「悪の張本人」「国家保安局の天敵」と語っている事から、黄昏を捕まえる為に並々ならぬ執念を燃やしていることが伺えます。

まさか黄昏が、愛する姉ヨルの結婚相手だということは夢にも思っていないようですが。一方黄昏(ロイド)はというと、ユーリに初めて会って話をした時から既にユーリがSSSの一員であることを察知しています。今のところ、黄昏とSSSでは黄昏の方が一枚上手なようですね。

SSS(国家保安局)のメンバーは?

あまり多くのメンバーは作品の中で明らかになっていませんが、ユーリ以外の主だった2人(ともにユーリの上司)を紹介します。

・局長(ボス)
20歳そこそこのユーリを国家保安局に引き抜いた張本人。引き抜いた理由は「かわいいから」。
見た目は怖いが話し方はフランクで、ユーリと肩を組むなど(一見)とても陽気な男性。
TVアニメでの声優は斉藤次郎(さいとう じろう)さん。
・中尉
ユーリの直属の上司。過去の任務または兵役の名残りか、左目付近に2本の傷跡あり。
無表情のまま尋問相手にタバコの火を押し付けるなど非情な一面がある一方、倒れたユーリを心配したりする優しい一面も。
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【スパイファミリー】ユーリ所属のSSS(国家保安局)にはモデルがあった?

「スパイファミリー」は1960~1970年代をモデルにされたことは作者である遠藤達哉先生が語っていますが(単行本6巻参照)、どこの国をモデルにしているかは明らかになっていません。ただ「国が戦後東西に分断」と聞くと、真っ先に思い浮かぶのはドイツでしょう。

「スパイファミリー」の舞台となった国はドイツ? 

ドイツといえばあの有名な“親衛隊(SS Schutzstaffel)”がありますよね。ユーリが着ている制服も、ドイツのものとよく似ています。Twitterでもやはり、ドイツのSSがモデルになっているという意見が多くみられました。

一方「スパイファミリー」は、ドイツだけでなくイギリスなどの要素も幾つか取り入れられています。“ロイド”という名前はイギリスによくある名前ですし、アーニャが通う“イーデン校”のモデルはイギリスのイートン校と言われています。またロイドこと黄昏が所属する“WISE”の本部は、イギリスのMI6に非常によく似ています。

「スパイファミリー」の舞台モデルがドイツだけではないと仮定すると、ユーリが所属するSSSもドイツのSS以外の要素が加えられている可能性は十分あると考えられます。例えば、ロシア(ソ連)のKGBなどが挙げられるかと。

【スパイファミリー】ユーリ所属のSSS(国家保安局) まとめ

ユーリが所属するSSS(国家保安局)とは東国の秘密警察のことで、国内の治安維持という名目で時には過激な行動をすることもある組織だということが分かりました。

SSSに所属する人物はユーリ以外に“局長”と“中尉”が登場しますが、ともに名前や素性は明らかになっていません。もしかすると今後、他の構成員が登場することもあるかもしれませんね。

SSSのモデルは主にドイツの親衛隊(SS)と思われますが、作品自体がドイツをはじめ、イギリスなど他の国の要素もミックスされているため、もしかするとソ連のKGBあたりも参考になっているかもしれません。

SSSとユーリにとって、西国のスパイである“黄昏”はまさに天敵。現状は黄昏がユーリの正体を暴いており一歩リードしていますが、今後何らかのきっかけで黄昏の正体がバレてしまう可能性もありえます。今後の展開が気になりますね。

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