「デッサンを描いてみたい」。ブルーピリオドを観て、そう感じた人はいますか?
絵を描くにあたって一度は耳にする「デッサン」。まずはデッサンから、と言われるようですが、本当のところはどうなんでしょうか。今回は「ブルーピリオド」の中からデッサンについてクローズアップしていきます。
【ブルーピリオド】デッサンは絵の上達に必要?
絵なんて描きたいものを描けばいいじゃないか、デッサンでなくてもいいじゃないか。
ぼんやりと、私はそう考えていました。
そんな考えに、「ブルーピリオド」は明快な答えを出しています。
教えてくれたのは高校の美術教師、佐伯先生です。
佐伯先生によると、デッサンでなくとも自分の描きたい絵にあった修練法であればどんな練習でも良い、らしいです。
また佐伯先生はデッサンを「あらゆる修練法の中で誰にでもできて、かつ上達が早い方法」と言っています。
絵を今より上手く描きたい!と思っている人に最も向いている練習法、それがデッサンのようです。
佐伯先生の紹介はこちら↓
【ブルーピリオド】高校の美術講師、佐伯先生って何者?
デッサン3日目!
ちゃんと動画みてやってみたら急に美味しそうに見えた
ブルーピリオドでデッサンは一番絵が上手くなる近道らしいからがんばるコメントなどありましたら気軽に書いてください👍#絵描きさんと繫がりたい #絵#デッサン #みかん pic.twitter.com/MjhBliaQuV
— ちぢれ毛まみれ (@1h0GqnZyViqCt7J) February 6, 2021
【ブルーピリオド】デッサンが初めから上手い人もいる
デッサンが初めから上手い人。そう、ブルーピリオドの登場人物、高橋世田介です。
予備校の夏期講習でデッサンしたとき、その作品に八虎は衝撃を受けます。
「無音の絶叫が俺の中に響いた」と八虎は表現しています。
現実世界でも、絵は初心者なのに描写が上手な人っていますよね。では実際に、デッサンを上手く描く為に本当に必要なものは何でしょうか。
【ブルーピリオド】デッサンで大事なことは?
ブルーピリオドの感想文などではあまり取り上げられていませんが、私がデッサンに一番重要だと思うところはこの1点です。
最期まで描ききるという意思があるか
夏休み中にデッサン30枚を描いてきた矢口八虎に対し、佐伯先生はその意思を感じました。
描き手の感情や意思は、描いた作品から伝わるものです。中途半端な気持ちで描いた作品は、やはり中途半端な出来になるということですね。
ブルーピリオド一巻やっと見た!素直に面白いと思った。何というか絵画のことだけど改めて絵について勉強になるなぁと思えた。デッサンについての誰もが思う疑問の答えもちゃんと書いてあったし、今の自分はこの道に進んでよかったと肯定してくれる内容だった。続き買いやな。
— 筋トレポケモンメイン (@CkhwM) August 17, 2021
【ブルーピリオド】デッサンは難しい? まとめ
絵が上手くなる為の最適な修練法であるデッサンですが、簡単なようで非常に奥が深いです。
「ブルーピリオド」は全くの初心者でも分かるように絵画の世界を説明してくれる、とても貴重な作品だと思います。
これをきっかけに「絵を始めてみたい!」と思った方は、ぜひその気持ちが冷めないうちに描いてみてはいかがでしょうか。
【おまけ】
今回の記事では高校の美術教師、佐伯先生の言葉を紹介していますが、予備校でも“大葉先生”というとても魅力的な先生に出会います。大葉先生に関する記事はこちらから。
【ブルーピリオド】予備校の講師、大葉先生ってどんな人?
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