【プラチナエンド】タイトルに隠された意味とは?

大場つぐみ原作、小畑健作画による大人気マンガ、プラチナエンド。

そういえば、「プラチナエンド」というタイトルにはどんな意味が込められているのでしょうか?

今回は「プラチナエンド」に隠された意味について深堀りしていきたいと思います。

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【プラチナエンド】タイトルの意味①:物語の結末

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

結論から言うと、最終的に神になるのは中海修滋(なかうみしゅうじ)という中学生です。

元々自殺願望があり、赤の矢を使って死を望む人を手助けしていた中海ですが、同じく神候補であった科学者、米田教授に心酔します。死の世界を知りたいという米田教授のため、自身が神になることを決意します。

中海が神となった後、主人公の架橋明日は花籠咲と一緒になり、花屋を開きます。物語はすべて丸く収まり、ハッピーエンドかと思いきや…

神となった中海は、世界中にいる苦しむ人間をたくさん見てしまいます。それまで「死にたい者は死ねばいい」と考えていた中海ですが、「人間には頑張って生きてほしい」と次第に考えが変わっていき、混乱します。

最終的に、中海はある決断を下します。それが“神の自死”

中海が神となる前の米田教授によれば、神の生死は人間とは無関係であり、神がいなくなっても人間に影響は無いだろう、と考えられていました。しかし結果として、全ての人間が神消滅に合わせて消えていく事になります

明日と咲も例外ではなく、他の人間と同じく消えてしまいます。

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【プラチナエンド】タイトルの意味②:主人公の最期

この作品から、作者が残したかったメッセージとは何か。その答えのカギとなるのがタイトルにあると思います。

「プラチナエンド」を日本語訳したとすると…私としては「最高の結末」となります。

消えてしまう間際、主人公の明日は咲に自分が幸せだった事を伝えます。そもそも明日は、自分の幸せを見つけるため、神候補となった後に力を使おうとしていました。

咲と共に幸せを手にし、その幸せの真っ最中に消えていく。他の人間のことはさておき、物語の主人公としては最高の結末となったのではないでしょうか。

【プラチナエンド】タイトルの意味 最後に

決して全人類がハッピーエンド、という物語ではありません。しかし、主人公架橋明日にとって、ラストはまさに「プラチナエンド」であったのではないでしょうか。

なかなか理解が難しい物語ではありますが、読みごたえのある面白い作品でした。2021年秋にはアニメ化もされるので、どんな作品になるのか楽しみですね。

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