【ワイルドスワンズ】私がパーム V2から旧モデルに乗り換えた理由【WILDSWANS】

趣味

私はかれこれ10年以上WILDSWANS(ワイルドスワンズ)の革製品を愛用しているのですが、この度メインで使用する財布をPALM(パーム)V2から旧PALMに変更しました。

最近ではキャッシュレス化が進み、財布の一般的なサイズがどんどん小さくなっているんだそうです。WIILDSWANSでもPALMやCASA(カーサ)を検討される方も多いのではないでしょうか。

2022年3月に「アップデート」として発表されたパーム V2。今回はなぜ私があえてアップデート前のパームをこれからの相棒に選んだのか、V2を実際に使用してみた経験からご紹介します。

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【ワイルドスワンズ】パーム V2と旧モデルの違い

私が所有しているパーム V2はシェルコートバンの№8(画像左)、旧PALMは型押しサドルプルアップのチョコ(画像右)です。外見ではその違いが分かりにくいかもしれません。

パーム V2は旧モデルの進化版として登場していますが、実はモノ作りのコンセプトが若干変更になっています。

旧PALM:お札も入る小銭入れ
PALM V2:ミニ財布

旧モデルはあくまでも小銭入れ。そのため正直お札の出し入れは快適でなく、特に1万円を綺麗に収納するには慣れと革の馴染みが必要となります。

「ミニ財布」としてアップデートされたパーム V2の一番の変更点は、やはり札室の使い勝手の向上でしょう。僅かではありますが、本体のサイズがほんの少しだけ大きくなっています。

旧PALM:H85×W100×D33mm
PALM V2:H86×W100×D33mm

製品外観では1mmの違いに見えますが、開いた段階では革のサイズが3mmほど大きくされているようです。他にも端部の縫製を改良したこともあり、パーム V2は旧モデルと比較すると驚くほど札室の利便性が改善されています。

他にも札室の滑りを良くするために取り付けられていたあおりパーツが廃止されていたり(過去は札室に裏張りが無かったため必要だった)、コイン収納部のマチに革の裏張りが施されたりと、見た目の高級感もV2になって向上しました。

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【ワイルドスワンズ】パーム V2を使用して分かった旧モデルの優位性

「札の出し入れがスムーズに」という情報から、迷わずパーム V2を購入するに至った私。しかし私にとって、V2のアップデートは手放しに喜べるものではありませんでした。

理由は小銭入れの使い勝手。

パーム V2には小銭入れ部分にフラップなどのパーツがありません。そのコンパクトさゆえ、逆さまにしたり上下に振ったりしても小銭が落ちる事はありませんが、使用に伴い本体がペタンコになったころ、何度か下の画像のような状態になる事に気が付きました。

ベロパーツの奥に収納したカード類の上に、ちょうどコインが乗ってしまうんです。この状態で財布を開いてしまうと、コインが落下してしまったりカード室に挟まってしまったりします。

V2を購入する前に使用していた旧モデルでは、このような経験は一度もありませんでした。恐らく製品の全長が長くなった影響で、ギリギリカードの上に乗ってしまうようになったのだと思います。

これは完全に私の推測なのですが、旧モデルを設計したときにこのような現象は予想されていたのではないかと思うんですよね。お札を折らずに収納できて、小銭入れ部にフラップを設けないデザインの場合、最も理想的だったのが「全長を1万円ぴったりに設計する」ことだったのではないでしょうか。

【ワイルドスワンズ】私のパーム旧モデルの使い方

旧PALMはあくまでも小銭入れであるため、多くのユーザーにとってメイン財布とするには少々容量不足かもしれません。ただ私の場合、次の点に注意しながらここ数年はパームをメイン財布として使用しています。

収納するカードは4枚まで

コンパクトさが売りのパームですから、できるだけスマートに持ち歩きたいです。

私の場合、免許証/クレジットカード/保険証/交通系ICカードのみを収納しています。最近はポイントカードもアプリなどに置き換わってきていますし、これで日常生活に特に支障はありません。

お札は一万円札1枚と千円札数枚、会計は基本的にカードで支払い

V2になってお札の出し入れが改善されたとはいえ、その影響はほぼ一万円札の時にしか感じることがありません。一万円札はレジのお釣りで手渡されることが無いので、収納するのに数秒多く時間がかかったとしても許容範囲内です。私にとっては一万円札の出し入れのしやすさより、小銭の取り回しのし易さの方が大事だということを、V2を使用してみて感じることができました。

現状基本的に買い物はカードで支払っていますし、パームから一万円札を取り出す機会はあまり多くないですしね。

大きなお札が必要な時は別で札入れを使用

とはいえ飲み会で割り勘する時など、複数の紙幣が必要になるケースも多少はあります。ただそれもあまり頻繁では無いので、バッグの中に小さな札入れを忍ばせておくことでお札の収納問題をクリアしています。

私が使用しているのは同じくWILDSWANSの「MORRIS(モーリス)」という札バサミ(写真右側)です。

【ワイルドスワンズ】パーム V2から旧モデルに乗り換えた理由 まとめ

「お札も入る小銭入れ」から「ミニ財布」へと進化したパーム。アップデートとして販売されてはいるものの、こと小銭入れの使い勝手でいうと個人的には旧モデルの方が良いような気がします。

同じミニ財布であるCASA(カーサ)は使用したことがありませんが、小銭入れ+αではなく「財布」としての使いやすさを追求するのであればパーム V2よりもカーサの方が良いのかもしれません。

恐らく今後WILDSWANSから発売されるパームはV2に置き換わっていくでしょうから、幾つかのショップにまだ旧モデルが残っている現時点は貴重なタイミング。決して安い買い物では無いので、よく検討して購入を決断されると良いかと思います。

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