大人気サッカー漫画、「アオアシ」。そういえばアオアシってタイトルはどのような意味が込められているのでしょうか。
今回は「アオアシ」というタイトルの秘密に迫ってみたいと思います。
BLUE GIANT
ブルーピリオド
ブルーロック
青のオーケストラ
アオアシタイトルに青がつく漫画面白い説(諸説あり)
— 電マPT😇 (@denmaPT) December 3, 2020
【アオアシ】タイトルの意味①人間は考える葦である
漫画の1巻で福田監督の義妹である一条花が葦人に向けて言った言葉です。
この言葉、どこかで聞いたことがある方も多いはず。
最初にこの言葉を言ったのはフランスの哲学者、ブレーズ・パスカルという人です。一条花は、このパスカルの名言を引用したというわけです。
この言葉の意味は、一般に次のように解説されています。
・宇宙や大自然と比べると、人間は葦の様な「か弱い存在」である
・だが人間には葦にはできない、「考える」能力がある
・考える事ができるからこそ、人間は葦より偉大である
「考える」ことをしなければ、人間はただ弱いだけの存在になってしまう、ということですね。
主人公の葦人の能力は「俯瞰すること」という設定です。俯瞰し全体を把握することで、次に自分がするべき行動を考えることができます。「考えてプレーすること」が、この物語のキーワードになっているのは間違いないでしょう。
考えろ
人間は考える葦であるまぁ有名な話ではありますが『アオアシ』を読んでさらに『考える』を大切に感じるようになりました。
考えろ…
よく考えるんだ… https://t.co/vF5PrnecZd— 日本一の元刑事webライターkimiぽん (@25kimi1) November 26, 2018
【アオアシ】タイトルの意味②オシャレな響き?
私は「アオアシ」というタイトルを初めて見たとき、似たような響きの別のマンガを思い浮かべました。2010年頃に読んだ、「アオハル」という漫画です。懐かしい。
私の感覚は決して偶然ではなかったようで、なんと作者の小林有吾さんが「アオハル」から連想して「アオアシ」と思いついたと語っています。単純に“かっこいいな”と思ったんだとか。「アオ」といえば青春のアオ、日本代表のブルーを連想させます。もちろんサッカーは脚を使うので、「アシ」の方もバッチリ。小林さんは作品の編集者との会話の中で、「アシ」を「考える葦」とかけてはどうか、という話もしたそうです。
きっかけは他の作品からヒントを得たのかもしれませんが、作品のストーリーにしっかり取り込むあたり、さすがですね。
【アオアシ】タイトルの意味 まとめ
「アオアシ」のタイトルの由来と意味は、
・「アオハル」という別の作品からヒントを得た
・サッカーが脚を使うところ、「人間は考える葦である」というところから「アシ」を使った
ということのようです。
2022年はアニメも公開されますし、今後ますます人気になるかもしれませんね。
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