【推しの子】カミキヒカルがアクアの本当の父親?アイ殺害の目的とは

推しの子

【推しの子】原作第96話で登場する「カミキヒカル」。星野アクアやルビー、姫川大輝の父親であると思われるカミキヒカルですが、本当に星野アイ殺害に関わった人物なのでしょうか。

今回は【推しの子】のカミキヒカルとは何者なのか、彼の目的とは一体何なのかについて解説していきます。

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【推しの子】カミキヒカルがアクアの本当の父親?

アクアが行ったDNA鑑定により、星野アクアと姫川大輝は父親が同じであると判明しました。姫川が口にした自身の父親は「上原清十郎」という人物。この人物がアクアの父親であり、アイ殺害の真犯人かとも思われたのですが…。

実際のところ、上原清十郎は15年前に心中しており、アクアが幼少期(12年前)に生きていたであろう父親とは時系列が一致しません。実は上原清十郎は、姫川大輝が父親だと”思っていた”人物だったようです。

そして登場したのが、この「カミキヒカル」という人物。カミキヒカルは現在芸能事務所の社長をしています。

カミキヒカルの外見はアクアによく似ています。黒川あかねがその姿を一瞬アクアと勘違いしてしまうほど。そして最も特徴的なのが、感情を高ぶらせたときに現れる目の星。星野アイと同じく両目に目の星がありますが、色は黒くアイのような姿ではありません。アクアが復讐に燃えたり、ルビーが闇落ちしたときに現れる黒い星と同じです。

 

原作漫画8巻第79話では、星野ルビーに語りかける謎の少女が描かれています。この少女の正体は謎に包まれていますが、雨宮吾郎の死やアイ殺害の真相を知っている口ぶりでルビーに話しかけています。

この少女がルビーに語った情報は次の二つ。

・病院の周りに不審な男がいた
・男は「大学生くらい」と「中学生くらい」の二人

「大学生くらいの男」とは、実際にゴローとアイを殺害したリョースケのことで間違いないでしょう。とすると、「中学生くらいの男」とは一体誰なのでしょうか。

そう、この中学生こそが当時15歳だったカミキヒカルだったのです。

第96話で黒川あかねが劇団「ララライ」のOBについて話を聞くシーンがあります。カミキヒカルは劇団のOBで、あかねは当時の映像を観ることになります。

当時のカミキヒカルはアクアにそっくりな見た目をしており、演技のスタイルは星野アイによく似ていました。アイをプロファイリングし、トレースした立ち振る舞いができるあかねにのって、カミキヒカルの存在は「アクアの父」として確信を得るに足りるものでした。

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【推しの子】カミキヒカルはアイ殺害に関わっている?

15歳で星野アイを妊娠させたカミキヒカル。仮に本当だとして、カミキヒカルが星野アイを殺害する動機は何でしょうか。

物語の中では、カミキヒカルがアイの墓に挨拶しに来るシーンが描かれています。このことから、アイに何か恨みがあって殺害したわけではないことが分かります。同時に星野ルビーに関しても口にしている事から、アクアやルビーが芸能活動をしていることも恐らく知っている事でしょう。

 

実はカミキヒカルは、かなり人格がねじ曲がっています。その本性は「自らが価値を見出した存在が滅びゆく様」に悦びを感じるというもの。

「ああ……。価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に、重みを感じる。」

カミキヒカルはこのように語っており、自分の大切な存在を奪うことで、自らの存在価値を見出しているのでした。

星野アイを妊娠させたということは、アイと親密な関係になっていたという事だと想像することができます。大切な存在であるアイを滅ぼすことで、カミキヒカルは優越感に浸ることができたわけです。

【推しの子】カミキヒカルはアクアの本当の父親? まとめ

15歳という若さで星野アイを妊娠させたカミキヒカル。彼がアクアとルビーの父親というのはどうやら本当のようです。そうなるとアクアの異母兄弟である姫川大輝はカミキヒカルが11歳のときに妊娠させた子供という事になりますから、当時から本性を隠し持っていたのだとしたら恐ろしいですね。

ゴロー、そして転生後のアクアはずっとカミキヒカルによって運命を動かされており、少し同情の感情すら湧いてきます。

今後アクアとルビーがカミキヒカルの本性に気付き、どのように復讐するのかが気になりますね。

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