【ブリーチ】つまらないと言われる理由はどこにある?

漫画

2001年から2016年まで、実に15年もの長期間にわたり連載されていた人気漫画、「BLEACH(ブリーチ)」。2022年現在でも根強い人気がある一方で、「つまらない」「途中からつまらなくなった」との意見もちらほら見受けられます。果たしてブリーチがつまらないと言われる理由はどこにあるのでしょうか。

今回はブリーチがつまらないと言われる理由を調べてみました。

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ブリーチがつまらない 理由①ストーリーが単調

基本的には主人公の黒崎一護が死神として強くなって世界を救う的なストーリー。いわゆるヒーローものの漫画としては王道ですよね。ただそのきっかけというか、強くなる過程のストーリーが少し単調だ、との意見があるようです。

・第一部:死神界で囚われた朽木ルキアを助けに行く
・第二部:アランカルに囚われた井上織姫を助けに行く

敵の姿や能力はその都度変わるものの、確かに基本的なストーリーは似ているように思います。でもまぁ、ジャンプ系コミックスのヒーローものは大抵、“新しい敵が登場→戦って主人公が更に成長”のパターンですからね。敵に立ち向かう理由が似ている事はさて置いても、みんな似たようなものかと。

話の骨格以外にも「単調だ」と言われる理由があるとすれば、一護の成長が“薄い”という点があるかと思います。確かに能力の面では敵と対峙する度に成長していくんですが、それ以外の精神面だったり、人間関係だったりの成長が無い。例えるなら、他人がやっているRPGゲームを見ているような感じというか。

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ブリーチがつまらない 理由②作画が好みでない

バトルシーンが見所のブリーチですが、漫画ではその描写がつまらない、という意見もありました。確かに躍動感が他の漫画に比べて控えめなところはあるかと思います。

ブリーチのバトルシーンって、“技の大きさ”と“動きの速さ”で表現されることが多いと思うんです。“技の大きさ”はコマ割りを大きくすれば伝える事ができますが、“動きの速さ”を漫画のタッチで描くのは難しいと思います。結果としてスピード感の表現が読者に十分伝わらず、ただ大技を繰り出すだけのバトルシーンと感じてしまうのかもしれません。

また背景の描写にガッカリしてしまう人もいるんだとか。ブリーチは基本、背景まで緻密に描かれるような画風ではないです。むしろ背景は真っ白な事があるくらい。ブリーチはその空白で臨場感を表しているようなのですが、好みでない人もいるのかもしれません。

ブリーチがつまらない 理由③設定が途中で変わる

作者の久保先生は「ライブ感で描いている」と公言していました。この発言を、「思いつきで描いている」と捉えてしまった人がアンチコメントをしているのをよく見かけます。

次から次へと新しい設定が登場するのを楽しいと感じる読者がいる一方、ついていけないと感じる読者がいたのも事実です。私もアランカル編で、「エスパーダは1~10の数字が与えられている」という設定が最終的に「実は1~10でなく、0~9だった」と明かされたときは少しモヤモヤしました。

私は「ブリーチは思いつきで描かれている」とは思っていません。おそらく話の当初から、ラスボスは藍染ではなくユーハバッハと決まっていたと思います。その理由の一つが、黒崎家の兄妹につけられた名前です。意外と知られていませんが、名前の由来を知るとストーリーが単なる思いつきでないことが想像できると思います。

別記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
一護の名前には由来があった?兄妹の名前に隠された伏線とは

結局、ブリーチはつまらない?

私自身は、つまらないと思っていません。

2022年はいよいよ最終章がアニメ化されます。漫画が終了してから何年か経ちましたが、こうして再びアニメ化するというのも、多くのファンを抱えているからこそではないでしょうか。

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