仕事で綴じ手帳やシステム手帳を使う方は多いと思います。私もその一人。でも休みの日に手帳を開く人はどのくらいいるでしょうか。
私も休みの日は手帳をカバンに入れたままにしていたのですが、最近になって休日も開くことの便利さに気付きました。今回は休みの日にオススメする手帳の書き方を紹介します。
【休みの日の書き方】手帳に向かう気分でないなら無理しない
オススメする手帳の書き方を、と言ったそばからすみません。でも大事な事なので最初にお伝えします。
手帳を開くことで、自分の“仕事スイッチ”を入れる方もいるかと思います。手帳を開くことで、せっかく開放的な気分で休日を迎えたのに仕事が頭から離れなくなってしまう…。そんな方は無理に手帳を開く必要はありません。
一方でただぼんやりと起床して朝食を食べ、仕事のことが頭の片隅から離れないままダラダラと休日を過ごしてしまう方は、手帳のその日のページに「休み」とだけ書いてみてください。これ、意外と効果あるんですよ。自分で書いて眺めるだけで、「あぁ今日は休みなんだ、仕事のことは考えなくていいんだ」と自分に言い聞かせることができるんです。
手帳に一生懸命書けない。ちょっとしんどい、つらいと思ったら手帳なんて放り出して、やすんじゃえばいいんだよ。温泉入ったりおいしいもの食べたりして。で、気になったら、「今日は休み」とその日の欄に書いておけばいい。手帳なんて道具なんだからそれでいい。これはデジタルにはできないかもw
— 舘神龍彦（たてがみ）【デジアナリスト手帳評論家歌手】 (@tategamit) September 6, 2021
【休みの日の書き方】手帳に休日のイメージを書く
私はどちらかというと、休みの日でも“何もしていない時間”をもったいなく感じてしまう性格です。かといって、何か充実した休日を送っているのかというとそうでもないんですが。。
現在私は朝と晩に二回、手帳を開く時間を設けるようにしています。
まずは朝。特にやることもない平凡な休日でも、手帳に一日のイメージを書くよう心がけています。ここは自分の心の中をできるだけ自由に。食べたいもの、行きたいところ、やりたいこと、やらなければならないこと。何もしたくない日は、「何もしたくない」と正直に書き込みます。
（何もしないのも含めて）今日という日をイメージしたら、それをざっくりと時間で区切ります。仕事ではないので、いい加減な時間軸で問題ありません。食べたいものは昼ご飯なのか、晩ご飯なのか、その程度の区切りです。
大まかな休日の日程表を作るのと作らないのとでは、その日の過ごし方が大きく変わります。ぼーっとして午前中を過ごしても、予め予定していた時間なのであれば、無駄にしたことにはなりません。
まとめ：朝のうちに一日をイメージすると、その日本当にしたいことが見えてくる。
【休みの日の書き方】手帳にその日の実績を書く
よく手帳に日記をつけている方がいますよね。私は日記よりも簡単な、その日の実績を手帳に残すことをオススメします。
日記の場合、その日の出来事に加えて自分の感情や周囲の人の反応などを盛り込む事がおおいもの。一方で実績は、朝に自分が立てた計画に対し、実際の行動がどうだったかを残すことを指します。なんとなく、日記より実績の方が簡単そうに感じませんか？
もちろん実績に、自分の感じたことを書き加えるのもアリです。ただ、日記のような“文章”を書こうとして続かないよりは、予定と同じくらい簡潔に実績を書いた方が軽い気持ちで続けられるかと思うんですよね。
私は手帳（A5サイズを使っています）の週間ページ上段にシャープペンシルで予定を書き、下段にボールペンで実績を書いています。書いた文字に濃淡をつけることで、後から見返したときに実績が目に留まりやすくなります。後から見返すのは、いつも予定じゃなくて実績の方なんですよね。
実績を書くことで、自分の一日を俯瞰（ふかん）してみることができます。客観視というか。実績を眺めるだけで、無意識的に「次の日はもっと充実させよう」という気持ちが湧いてきます。
まとめ：初めは日記よりも簡単な実績を書く。一日を俯瞰して次の休みに活かす。
【休みの日の書き方】手帳で毎日を充実させよう
私は休日にも手帳を開くようになって、明らかに家事の効率が上がりました。やりたいことが明確になっているので、なるべく家事に時間をとられたくない、という気持ちが強くなったからだと思います。
また、休み明けの仕事に向かう姿勢も少し変わった気がします。手帳に書いて実行しただけなのですが、以前より「休日をフル活用できた！」と自分を納得させることができ、気持ちよく仕事に切り替えることができています。
休日もスケジュール管理するのが窮屈に感じる方や、なんとなく休日をやり過ごしてしまいがちな方の参考になれば嬉しいです。
【おまけ】
予定と実績を両方書き込もうとすると、やはり手帳はデジタルではなく紙媒体が良いかと思います。手帳を持つ習慣は海外ではあまりなく、日本人の特徴みたいなのですが、手帳に日々書き込むスタイルは日本人の几帳面さの表れなのかもしれませんね。
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